新潟県内の施設で妊娠数が一番多いとして読売新聞が取材に来ました。2024年4月23日
読売新聞が全国の不妊治療施設に体外受精等の件数、妊娠数を調査し、当クリニックは新潟県内の施設での体外受精の件数、妊娠数が最も多い事が分かりました。
以下に掲載内容を添付しました。

新潟市で不妊治療を中心とする産婦人科(生殖医療)ARTクリニック白山
電話でのご予約・お問い合わせは
TEL025-378-3065 FAX025-378-3066
新潟市中央区白山浦2丁目20番地1『白山メディカルビル』2F・3F
読売新聞が全国の不妊治療施設に体外受精等の件数、妊娠数を調査し、当クリニックは新潟県内の施設での体外受精の件数、妊娠数が最も多い事が分かりました。
以下に掲載内容を添付しました。

2023年は、延べ555人の患者様に採卵を施行して276人の方が妊娠を認めました。
採卵当たりの妊娠率で評価すると、49.7%(276/555)になります。
延べ555人の患者様に採卵を施行して387人の方が凍結保存しました。

胚移植当たりの妊娠率は20代:67.9%(36/53)、30~34歳:55.4%(87/157)、35~39歳:46.2%(104/225)、40~42歳:33.0%(35/106)、43歳以上:19.7% (14/71)でした。
胚移植当たりの妊娠率は、45.0% (276/612)となります。

2019年~2023年の年間妊娠数をお知らせします。

4月から長谷川功先生が加わり、医師は2人体制となります。
長谷川先生は現在も済生会で勤務されていますが、当クリニックでも尽力されることになりました。
経験豊富な医師2人となるのでこれまで以上に安心、安全な不妊治療に専念する事が出来ると思います。
外来、採卵、胚移植等不妊症に関わる分野全てを担当します。
皆様どうぞよろしくお願いします。
令和6年4月よりARTクリニック白山にお世話になります(毎週木曜日)長谷川功と申します。新潟大学医学部の学生時代から生殖医療を志し、日本で初の体外受精が成功(東北大学)した1983年の卒業です。以後荒川修先生や大学の諸先生からご指導を受け、高度生殖医療技術研究所(群馬県)などで研鑽を積みました。1994年から新潟大学で助教・講師として生殖医療のリーダーを務め、1998年からは済生会新潟病院で多くの患者さんと苦楽を共にしました。生殖補助医療部門(ART)を立ち上げ、年間の新患数、採卵数、妊娠成立数がいずれも400件を超える「トリプルフォー」を例年達成しました。2006年に生殖医療専門医、2021年に同指導医にいずれも県内で初認定され、後進の指導にも取り組んでまいりました。今後は尊敬する荒川修先生とのタッグで新しい化学反応を起こし、赤ちゃんを望まれる方々のお力になれるよう努力いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

長谷川功医師
こちらのスライドをご覧ください。


原則:卵管が通っていることが条件となります。
医師に排卵日を予測してもらい、もっとも妊娠しやすいタイミングで性行為を行う方法のことです。
当クリニックでは、排卵誘発剤(注射又は、内服薬)を用いて、性交渉をするタイミングを超音波検査とホルモン検査値を参考にしながら排卵日の予測を行っています。
一般的な不妊検査の結果で排卵があり・精液検査にも問題がないと判断された時は、まずタイミング法から始めてみましよう。
自宅採取した精液を洗浄処理し良好精子のみ集め濃縮させたものを、細いチューブで人工的に子宮内に送り込む方法です。
精子注入後の受精や妊娠するまでの過程は自然妊娠と同じです。 できるだけ排卵時期に調整された良好な精子注入できるかがポイントです。
排卵前に定期的な性交渉や、スポイト法と併せて行うことで妊娠率を高めていくことができます。
生理開始の3-8日目に受診してください
超音波検査で卵巣をチェックします。
(黄体化未破裂症候群等の異常が無いかなどを確認していきます。)
※黄体化未破裂症候群とは・・・排卵しないまま黄体へと変化した排卵障害のことです。
卵巣に異常がなければ排卵誘発剤注射が開始となります。
連日または隔日のスケジュールに沿って注射があります。
注射開始の数日後に血液検査と診察をしていきます。
卵胞発育・ 子宮内膜の厚さ ・頸管粘液の分泌等の確認をすることで排卵時期をより正確に予測します。
タイミング療法では週2~3回の性交渉を心がけてください。
注射が始まったらいつ排卵してもいいように定期的な性交渉を心がけてください。
※卵胞は1日に1mm~2mm発育していきます。
成熟した卵胞はだいたい20mm程度まで発育します。そのころがいわゆる排卵期です。
排卵検査薬を使用していれば、 卵胞の発育とともに濃く反応しはじめていきます。
陽性反応が出始めたら早めに性交渉をしてください。
卵胞発育が十分になったら排卵を促す注射に切り替え排卵をさせていきます。
基礎体温が上昇するまで、できる範囲で性交渉を毎日・隔日でしてください。
(性交渉により排卵することがあります)
2~3日後、排卵をしたか確認することが望ましいです。
来院できるようであれば診察にて排卵チェックをしましよう。
排卵後は黄体機能不全予防のため黄体ホルモン補充の内服薬を12日間内服してもらいます。
黄体ホルモン補充内服終了日に ご自身で必ず妊娠検査薬にて検査をしてください。
妊娠検査薬が薄くても陽性であれば、外来受付時間内にご連絡をください。
妊娠検査薬が陰性なら数日後に生理が来ますので、生理開始3~8日目に受診をしてください。
再度スケジュール調整に入っていきます。
生理開始の3-8日目に受診してください
人工授精療法はタイミング療法と殆ど流れは同じです。
タイミング療法のようにできる範囲での性交渉と、人工的に子宮の奥に精子を送り込むことで妊娠率を高めることができます。
排卵誘発剤注射をする事で、予定より人工授精日が早まることがあります。
注射が始まったら排卵検査薬をご自身でも使ってください。
(排卵誘発剤注射中に検査薬が濃く反応した際は翌日が人工授精当日となります。
心配な方や早まる可能性のある方は事前に採精用カップと同意書をお渡しできますので相談してください。)
卵胞発育が20mm程度になったら、医師の指定の時間に排卵を促す注射をします。
この注射をすることにより、36~42時間後に排卵が起こるとされています。
よって切り替えの注射をしてから2日後が人工授精日となります。
人工授精実施時間は、午前・午後ともに可能なのでご相談ください。
人工授精当日
先に自宅採精した精子を提出に来院します。(精子の調整に1時間~1時間半かかります)
予約時間に再度来院してもらいます。内診室にて超音波検査で排卵の有無を確認します。
この時排卵前の状態でも、6時間以内に排卵がおこれば問題ないので予定通り人工授精を行います。
人工授精実施後、黄体ホルモン活性化のための注射と、
黄体ホルモン補充の内服薬・感染予防のための内服薬が処方されます。
人工授精後、強い腹痛や発熱があった場合は必ず相談してください。
黄体ホルモン補充内服終了日に ご自身で必ず妊娠検査薬にて検査をしてください。
妊娠検査薬が薄くても陽性であれば、外来受付時間内にご連絡をください。
妊娠検査薬が陰性なら数日後に生理が来ますので、生理開始3~8日目に受診をしてください。
再スケジュール調整に人っていきます。
精液検査は状態によって(逆行性射精、不動精子症、奇形精子症、高度乏精子症、無精子症等)詳細な検査が必要になる場合があり、結果が出るまで2時間以上かかる事もあります。
検査結果については初診の方を除き、後日受診時に説明を受けることをおすすめします。
3密を避けての開催となるため、各回定員12組までご予約ができます。
ご予約は@リンク、お電話、受付にて承っています。 是非ご参加ください。




2022年の体外受精の成績をお知らせします。
延べ572人の患者様に採卵を施行して、279人の患者様が妊娠しました。
採卵周期の妊娠率では47.3%(271/572人)となります。





採卵当日は8時半に3Fへ来院をお願いします。

採卵日の翌月以降(卵巣の腫れ具合によっては2ヶ月後)に、
ホルモン剤を使って子宮内膜を整え、凍結保存していた胚を融解して子宮の中に戻します。
複数胚凍結できた場合、一番グレードの良い胚から移植します。
残った胚は次回の移植に備えます。

体外受精をご希望の方は限度額認定証の申請をお願いいたします。

体外受精をご希望される方はこちらの動画を視聴してください。